🚚 Founders の標準的な OKR 設定(トラック別)

Takaaki Umada
Takaaki Umada
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🎯目的

プログラム参加者とFoundXの間での期待値を合わせるためにこの文章を書いています。
プログラムのトラック(後述)に基づいて、スタートアップにとっての基本的な期待値がどういったものであるかを明確にしたいと思います。

🚚 二つのトラック

スタートアップには主に2つのトラックがあると考えています。
  1. 💻 サービストラック - 技術的なリスクが少なく、市場リスクが高い
  2. 🧪 ハードテックトラック - テクニカルリスクが高くて市場リスクが低い、もしくはテクニカルリスクが高くて市場リスクが高い(両方高い)。


💻 1. サービストラックの例
Web/モバイルアプリサービス、SaaS、一部の「AI」スタートアップはここに分類されます。

🧪 2. ハードテックトラックの例
製品開発自体が技術的な理由でリスクが高い場合、ハードテックになります。例えば、ロボット工学、ハードなプログラミングを要するもの(例:新しいDBシステムを作る)、医療機器、医薬品スタートアップなどがこのトラックに分類されます。またその分野に関連する専門知識を持ったチームであることが期待されます。 


🧭 基本方針

いずれのトラックの場合も、Y Combinator のモデルを参考に、基本的にはプライマリメトリクスとして売上かアクティブユーザー数を設定し、それを補助するセカンダリメトリクスとして、製品に関係するメトリクス(主に継続率)を設定することをお勧めしています。

必ずしもこのトラックに乗っかる必要はありません。以下の期待値はあくまでも目安です。しかし、これらの期待値をOKRに記載することを強くお勧めします。もし期待値に従わない場合は、Comply or Explain の精神で、ご説明をお願い致します。


 

💻🥇 サービストラックの目標設定の基準


1️⃣ 第1四半期の Objective
基本的には以下のような観点で設定してください。
📊 Key Results の例
  • Churn が 5% 未満(=95%の定着率)
  • 10万円以上の LOI を 2 件以上、締結完了のステータスにする
ダメな例は以下です。
  • ❌ 製品をリリースする(Activity レベルの話のため)
その他のダメな例については、OKR 資料集をご覧ください。

📝 第1四半期の注意事項
製品がなくても初期のトラクションを得ることができます。たとえばコミュニティを作ったり、コンシェルジュMVPを作ったりすることです。

また、第一四半期で売り上げを立てられるプロダクトをローンチできないということは、チーム内の準備ができていない、もしくは Foudners Program 向きのアイデアがないということです(チームの準備ができていれば、2週間後には最初のプロトタイプを立ち上げることができます)。その場合、Pre-Founders や Fellows Program に戻ることをお勧めします。


2️⃣ 第2四半期の期待値
📊 Key Results の例
📝 第2四半期の注意事項
製品機能の開発をOKRに含めるのも良いかもしれませんが、製品機能は何らかの成果に貢献するはずなので、可能な限り成果 (outcome) のみを記載し、開発マイルストーンはOKRに含めないようにしてください。


3️⃣ 第3四半期の見込み
  • 収入5%の週次成長💰またはアクティブユーザー数を維持する 👦
  • 来年の事業運営のための資金調達を実現する
📊 Key Results の例
 

 

🧪🥇テックトラックの目標設定の基準


1️⃣ 第1四半期の Objective の例
  • 最初の(強力な)トラクションを得ることで、アイデアの可能性を検証する
  • 製品をローンチする
📊 Key Results の例
  • 200万円以上 の LOI(意思表示書)を1つ以上獲得する
  • 自社製品の50%の性能向上(顧客を獲得するため)
📝 第1四半期の注意事項
顧客からLOIなどのプレコミットメントを得るなど、商品を持たずに初期のトラクションを得ることができるなら、してみてください

2️⃣ 第2四半期の Objective
📊 Key Results の例

3️⃣ 第3四半期の Objective
📊 Key Results の例

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