🚚 Founders の標準的な OKR 設定(トラック別)

Takaaki Umada
Takaaki Umada
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🎯目的

プログラム参加者と FoundX の間での、プログラム期間中の期待を合わせたいと思います。
プログラムのトラック(後述)に基づいて、スタートアップが三か月ごとに乗り越える一般的なハードルについて解説します。

🚚 二つのトラック

FoundX に入るスタートアップには、主に2つのトラックがあると考えています。
  1. 💻 サービストラック - 技術的なリスクが少なく、市場リスクが高い
  2. 🧪 ハードテックトラック - 技術的なリスクが高い。
 

💻 1. サービストラックの例
Web/モバイルアプリサービス、SaaS、一部の「AI」スタートアップはここに分類されます。

🧪 2. ハードテックトラックの例
製品開発自体が技術的な理由でリスクが高い場合、ハードテックになります。例えば、ロボット工学、ハードなプログラミングを要するもの(例:新しいDBシステムを作る)、医療機器、医薬品スタートアップなどがこのトラックに分類されます。またその分野に関連する専門知識を持ったチームであることが期待されます。 


🧭 基本方針

いずれのトラックの場合も、Y Combinator のモデルを参考に、基本的にはプライマリメトリクスとして売上かアクティブユーザー数を設定し、それを補助するセカンダリメトリクスとして、製品に関係するメトリクス(主に継続率)を設定することをお勧めしています。

必ずしもこのトラックに従う必要はありません。期待値はあくまでも目安です。しかし、これらの期待値を OKR に記載することを強くお勧めします。もし期待値に従わない場合は、Comply or Explain の精神で、ご説明をお願い致します。


 

💻🥇 サービストラックの目標設定の基準


1️⃣ 1~ 3 ヶ月の Objective の例
基本的には以下のような観点で設定してください。
  • 十分なトラクションを得ることで、アイデアの可能性を検証すること
  • 製品をローンチすること(=ユーザーが使用して、開発者にフィードバックを与えることができるものをリリースする)
  • スケールするシナリオ仮説の構築
  • 平均的な競合他社よりも優れた製品エンゲージメント/スティッキネス/リテンションのスコアを維持する(1つ選んでください。 ここでは各業界のリテンションが良い例を紹介します)
📊 Key Results の例
  • Churn が 5% 未満(=95%の定着率)
  • 10万円以上の LOI を 2 件以上、締結完了のステータスにする
  • スケールするシナリオ仮説の検証数が 5 件以上
ダメな例は以下です。
  • ❌ 製品をリリースする(Activity レベルの話のため)
その他のダメな例については、OKR 資料集をご覧ください。

📝 第1四半期の注意事項
  • 製品がなくても初期のトラクションを得ることができます。たとえばコミュニティを作ったり、コンシェルジュMVPを作ったりすることです。
  • また、第一四半期で売り上げを立てられるプロダクトをローンチできないということは、チーム内の準備ができていない、もしくは Founders Program 向きのアイデアがないということだとお考え下さい(チームの準備ができていれば、2週間後には最初のプロトタイプを立ち上げることができます)。一度プログラムを中退して、再度挑戦されることをお勧めします。
2️⃣ 3 ~ 6 か月目の Objective の例
📊 Key Results の例
📝 第2四半期の注意事項
  • 製品機能の開発をOKRに含めるのも良いかもしれませんが、製品機能は何らかの成果に貢献するはずなので、可能な限り成果 (outcome) のみを記載し、開発マイルストーンはOKRに含めないようにしてください。


3️⃣ 7 ~ 9 か月目の Objective の例
  • 収入5%の週次成長💰またはアクティブユーザー数を維持する 👦
  • 来年の事業運営のための資金調達を実現する
📊 Key Results の例
 

 

🧪🥇テックトラックの目標設定の基準


1️⃣ 第1四半期の Objective の例
  • 最初の(強力な)トラクションを得ることで、アイデアの可能性を検証する
  • 製品をローンチする
  • スケールするシナリオの構築(資金調達のため)
📊 Key Results の例
  • 200万円以上 の LOI(意思表示書)を1つ以上獲得する
  • 自社製品の50%の性能向上(顧客を獲得するため)
  • スケールするシナリオ仮説の検証数
📝 第1四半期の注意事項
  • 顧客からLOIなどのプレコミットメントを得るなど、商品を持たずに初期のトラクションを得ることができるなら、してみてください
  • スケールするシナリオを構築できているかどうかは、5ヶ月目の資金調達に影響します。徐々にでも構いませんので、第一四半期に考えておくことをお勧めします。

2️⃣ 3 ~ 6 か月目の Objective の例
📊 Key Results の例

3️⃣ 7 ~ 9 か月目の Objective の例
📊 Key Results の例

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