🎯 目的
FoundX はコミュニティ(アソシエーション)活動を通して、起業家に社会関係資本を培ってもらうことを目的としています。そのために、仕事をするための共有スペースを提供してしますが、同じ場所にいるだけでは交流が生まれないことも分かっています。
そのため FoundX の参加者には、場所を使うだけではなく、社会関係資本を培うための活動にも最低限参加することをお願いしています。その最低限の閾値を、コミットメントポリシーとしてまとめました。
そのため FoundX の参加者には、場所を使うだけではなく、社会関係資本を培うための活動にも最低限参加することをお願いしています。その最低限の閾値を、コミットメントポリシーとしてまとめました。
⛰ 背景
- プログラムに参加している起業家同士の関係こそ FoundX が提供できる最大のベネフィットであり、皆さん抜きに FoundX は成り立ちません。皆さんの意見や経験をFoundXの他のメンバーと共有いただくことで、コミュニティに貢献してほしいと考えています。
- 特にFoundXでは起業家同士の知識や洞察のシェアを通じてイノベーションを推進するという方針で運営していおり、FoundXの参加者には「Pay it Forward」をお願いしており、そのためにはコミュニティ活動への参加によってなされると考えています。
- ただし、多くの時間を取っていただくのは本意ではないため、最低限参加していただきたいコミュニティ活動は、「4時間ルール」の中に納まるようにしています。(FoundX のプログラムに関連する必須活動は、週に 4 時間以下に制限したいと考えており、残りの時間はあなたのビジネスに専念することができます)
- Take の前に Give を忘れないでください。何かを Give することは、他のスタートアップや起業家に貢献するだけではなく、あなたの社会関係資本を作るという面でも報酬を提供してくれるでしょう。
🚩 プログラム参加者の定義
「プログラム参加者」とその他の従業員との違いは以下をご覧ください。
👨👩👦👦 メンバーシップについて: 共同創業者/従業員/アルバイトの FoundX での違い
簡単に言えば個室を日常的に利用する共同創業者は、プログラム参加者に分類されます。
👨👩👦👦 メンバーシップについて: 共同創業者/従業員/アルバイトの FoundX での違い
簡単に言えば個室を日常的に利用する共同創業者は、プログラム参加者に分類されます。
🙆♂️🙆♀️ コミットメントポリシー
プログラム参加者が FoundX に対して「コミットメント」をしていただくのは、以下の3つのものが主なものです(施設利用に関する細かいルールも別途あります)。
- ⏱ 週に 1.5時間~4時間のプログラム参加時間
- 🤼♂️ 「任意参加」のプログラムに参加希望を出したあとのコミットメント
詳細は以下で解説します。
1. ⏱ プログラム参加時間:1.5時間~4時間
1人あたり週1.5~4時間程度を想定しています。プログラム参加者全員の参加を求めます。
- 定例ミーティング(火曜日)は参加が義務付けられています。
- この時間帯に他のミーティングの予定を入れないでください🙏🙏🙏。事前に定まっているスケジュールのため、新たなミーティングをここに入れることは避けるようにお願いします。
- もしどうしても出席できない場合は、事前にその理由を Basecamp の各イベントのコメント欄に記載し、(スタッフではなく)全ファウンダーに通知してください。
- 理由が記載されないと、スタッフや他のファウンダー(仲間)は背景を理解することができません。また不参加はコミュニティに対する貢献の機会がなくなるという意味を強く持つので、コミュニティ全体にその共有をお願いします。
2. 🤼♂️ 任意参加のプログラムに参加希望を出したあとのコミットメント
一部のプログラムは任意参加ですが、一度参加希望を出した後に、やはり辞める、ということがあった場合にはペナルティの対象となり、アラートを出します。
一部のプログラムは任意参加ですが、一度参加希望を出した後に、やはり辞める、ということがあった場合にはペナルティの対象となり、アラートを出します。
🧭 補填活動のポリシー
ただし、プログラム参加時間のコミットメントについては、補填活動でカバーすることができるものとします。
特に「チーム内のプログラム参加者が30%以上欠けている」状態が「2回あった」場合、コミットメントポリシーに違反があると捉え、コミュニティ活動への参加が不足していると見做されますが、その不参加の際に本来起きていたであろうコミュニティへの pay it forward (貢献) を別のやり方で実施いただくことことで補填が可能です。
補填活動を求めるのは、具体的には以下のような形になります。
特に「チーム内のプログラム参加者が30%以上欠けている」状態が「2回あった」場合、コミットメントポリシーに違反があると捉え、コミュニティ活動への参加が不足していると見做されますが、その不参加の際に本来起きていたであろうコミュニティへの pay it forward (貢献) を別のやり方で実施いただくことことで補填が可能です。
補填活動を求めるのは、具体的には以下のような形になります。
- 1人チームの場合、1人の欠席が2回あると補填
- 2人チームの場合、1人の欠席が2回あると補填
- 3人チームの場合、1人の欠席が2回あると補填
- 4人チームの場合、2人の欠席が2回あると補填
欠席が 2 回発生した時点で補填をお願いすることになります(連続・非連続を問いません)。また欠席の理由が病気や出張などであっても、コミュニティに対する貢献という面で、本ポリシーは適用されます。
補填活動が行われないと、ポリシー違反のアラートを出します。
補填活動が行われないと、ポリシー違反のアラートを出します。
補填活動としていくつかのオプションがありますが、他の参加者の意見や同意を得てからの実施をお願いします。定例ミーティングなどでアイデアを聞いてみてください。
- アドバイスセッション - 他のファウンダーが具体的に助けやアドバイスを求める AMA のようなものです。
- 「レッドチーム」(批判セッション) - 他の創業者のアイデアをレッドチームで議論することなどです。
- 講演 - あなたがよく知っている、または経験のあるトピックについて、他のファウンダーが興味を持っているトピックについて話すことなどです。
❌ ペナルティ
参加率が低いと、コミュニティ全体への悪影響が起こる可能性があります。またスタッフは、欠席や「give なしの take のみ」の行為、他のメンバーの仕事を妨害するような行動、コミュニティの信頼関係を損なう行動、スタッフからの連絡の度重なる無視など、コミュニティへのネガティブな影響を是正するために行動します。
- 補填活動が行われないと、ポリシー違反のアラートを出します。
- 個人へのアラートではなく、チーム全体のアラートを集計します。
- 複数のアラートが累積した場合は、プログラムからの退出をお願いする場合があります。
例外対応
- 出産に伴う、前後のお休みと、育休1か月間は無理に参加いただかなくても構いません