⏸💬 フォーカスタイム制度

Takaaki Umada
Takaaki Umada
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※ コロナ禍においては、本ルールは停止しています。

⌛ 時間

コワーキングスペースには「フォーカスタイム」という、黙って作業をする時間を設けています。

FoundX では 13:00 - 15:00 / 16:00 - 17:00 はコワーキングスペースで基本的にはお喋りしません

つまりティータイム (15 - 16 時) を除く他の時間帯は、フォーカスタイムとしています。

※ このルールはオープンスペースのみに適用されます。個室では自由に話していただいて構いません。ただし、話すときは他の人の生産性も尊重してください。特に β と γ では他の個室に起業家がいるとき、あまり大きな声を出さないで話したり、口笛を吹くなどは避けてください🙏 うるさいという声が多い場合、β と γ の個室での会話も。


🎈 厳しさのレベル:

  • 他のスタッフの迷惑にならない範囲で、キッチンやトイレに行くスタッフと目が合った場合は、共用部で小声で話しかけたり、挨拶をしたりもしても OK です。


💬 Focus Time での会話 

誰かと会話をしたい方は、会議室を利用したり、一緒に東大のキャンパスを散策してディスカッションをしてみてください(散歩ミーティングはオススメです!)
短時間の会話ももちろん可能です。ただし、お互いの生産性を尊重しましょう!

🍵 Tea Time の時間の使い方

研究によると、同時に休憩を取ることでチームの生産性が上がるという。この成功事例を見習いたいものです。ぜひ、他のチームと同時に休憩してみてください!


⏸💬 この制度の背景

ハーバード大学の研究によると、オープンスペースは非生産的な傾向があるそうです。これは、近くで誰かがおしゃべりをしていると人々の注意が散漫になることが原因とされています。さらに騒がしいコワーキングスペースでは、人々は気が散らないようにイヤホンをつけるため、結果的にコミュニケーションの減少を誘発してしまいます。つまり、会話を誘発するように設計されたオープンスペースはむしろ会話を妨げる方向で機能してしまいます。さらに最悪の場合、人々は集中のためにオフィスを離れてしまい、コミュニケーションをとることができなくなります。

このように、いつでも会話を OK にしていると、生産性とコミュニケーションの両面で悪い効果が出てしまいます。Jins の研究では、多くの労働者がオフィスで集中できないことが示唆されています。
https://jins-meme.com/ja/lab/archives/place-focus/

多くの起業家は何かに集中したい時にオフィスではなくカフェに行くそうです。普通のオフィス(特にオープンオフィス)は全く機能しないようです。そうした場所では、仕事中にイヤホンやヘッドホンを付けています。そしてオフィスでイヤホンをつけている人の割合は、オフィスの環境が悪いことのシグナルです。

もしオフィスで仕事ができないのであれば、なぜそのオフィスが存在するのでしょうか?😭

FoundXのオフィスは、起業家の注意力をそ削ぐような設計にはしたくないと思っています。

そこで私たちはフォーカスタイムを導入することになりました。

他の人に何かをお願いするときは、ティータイムまで 2 時間待っても良いですし、緊急性のないコミュニケーションにはBasecampを使っても良いです。Focus Time 期間中は非同期のコミュニケーションスタイルを取り、相手の生産性(FoundXスタッフの生産性を含む)を尊重してください。

⌛ それに、あなたにとっての「5 分トーク」は、他人にとっては「28分のトーク」です

ふとした瞬間に話したくなる気持ちはとてもよく分かります。確かに 5 分間誰かと話すことは、あなたにとってはたった5分のことのように思うでしょう。

しかし、相手の立場に立ってみれば(HRT💕とともにテーブルの同じ側に座ろう、です)そうではありません。聞き手は、話しかけられるたびに集中力を失います。そして彼らが再び集中したいと思ったとき、そのためには平均 23 分かかると言われています。

つまり、あなたが他の人の作業を中断すると、他の人は23+5=28分を失うということです。これは特にエンジニアの方には理解いただけるのではないでしょうか。

さらに悪いことに、通常、誰かと会話をするときには周りには何人かの人がいます。その人たちの周りで会話が起こると、その周りの全員が集中力を失ってしまいます。周りに3人いたとすると、28 * (3 + 1) = 112分があなたのたった5分の会話のために失われてしまいます。

さらにさらに悪いことに、質問者にとってはその質問はコンテキストがあるものかもしれません。質問をする直前までそのことを考えているからです。しかし突然話しかけられた人にとってはそうではありません。聞き手のコンテキストは完全に分断され、切り替えが必要です。そしてコンテクストの切り替えは生産性を殺します(最大80%!)

生産性は時間管理から来ると言われていますが、真の生産性は注意管理から来ます。

そのため、他人の注意力を尊重してください。(図書館ルールや私達のミーティングポリシーもお読みください)


🧾 Tea Time までお待ちください! or 非同期コミュニケーションをお願いします(最大 2 時間で解決できます!)


では、何かを聞きたいときはどうすればいいのでしょうか?

その答えは「待つこと 🍵 」です。

FoundX にはティータイム(15時~16時)があります。また 17 時以降も自由に話ができるようになっています。ですから、長くても 2 時間待っていれば、何かを聞くことができます。それに、同じ時間に休憩を取ることは生産性を高めます。ぜひティータイムまで待ってみてください。

さらに Basecamp での非同期コミュニケーションを選ぶこともできます。掲示板で何でも質問できます。グループチャットに振り回されている君へという記事でコツを解説しています。

しかもさらに良いことに、Basecamp に投稿してそれを他の誰かが読めば、その人が早く答えてくれるかもしれません。


👂 聞き手の方へ:会話は周りのために断りましょう

他の人の質問に対応することは、とても優しくて親切なことに映ります。あなた自身、質問に対応したとしても注意力を失わないと思っているかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

上記に書いたように、あなたは集中力を途切れてしまうことになりますし、しかも会話をすると周りにいる他の人の集中力も奪ってしまいます。会話をするときは会議室を使いましょう。

また不幸なことに、マルチタスクは人の満足度を上げますが、しかし生産性は下がります。つまり私たちは喜んで生産性を下げてしまうのです。

マルチタスクをしているときに楽しいと感じることができるのは、脳が新しい情報を好むからです。しかし、それは幻想です。注意力を維持してください。話を断ってください。話しかけてくる人には「お茶の時間までお願いします」と言ってみましょう。断ることは決して無礼ではありません。


🎃 カルチャーマッチ

これが FoundX のカルチャーです。理解していただければと思います。しかし、私たちの文化に沿わない場合は、他の働く場所を選ぶことができます。そして FoundX とは異なる文化(もっと楽しい、もっとアクティブな、など)を持ったコワーキングスペースはたくさんあります。

もし皆さんが私たちの考えに反してより強いエビデンスを持ってくることができるのであれば、私は喜んでポリシーを変更します。もし、何かエビデンスがあれば、ぜひ教えてください!


❓ よくある質問

人それぞれに柔軟に対応してもらえませんか?
もちろん、お互いのことをよく知っていれば、コミュニケーションのスタイルを変えることはできます。
しかし、FoundX のファウンダーは別々のチームに所属しており、同じ会社のメンバーではありません。全ての他のファウンダーのコミュニケーションスタイルを全てのファウンダーが知ることは、ファウンダーにとってコストがかかります。そこで、コミュニティとしてコミュニティの方向性を決めておいた方が良いのではないかと考えて、このような方針を採用しています。