🚩 FoundX の戦略と活動方針

Takaaki Umada
Takaaki Umada
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🧭 基本的な方向性

FoundX のミッションとビジョンを達成するためには、より多くのスタートアップを生み、より多くのイノベーションを支えなければなりません。そのため、FoundX の基本的な方針はこのようになります。
  1. インパクトのあるスタートアップを可能な限り多く生み出す
  2. インパクトのあるスタートアップを可能な限り多く支援する
「生み出す」面では、教育や動機付け、研究が必要になるでしょう。
「支援する」面では、スケーラブルな支援をしていけるように考えます。

そこで私たちは、スタートアップに関する教育・研究にも貢献しながら、スケーラブルなプログラムを作ろうと思います。また私たちの方法論を公開することで、私たちの知見がより広く活用される状況を作りたいと思っています。


❓ 戦略とは?

戦略の定義はマイケル・ポーターのものに従います。戦略はこの5つの質問に答えるものです。
  1. 独自の価値提案(どのような顧客の、どのようなニーズに応えるか)
  2. 特徴的なバリューチェーン(特徴的な活動)
  3. トレードオフを明確にしてやらないことを選択する
  4. 活動のフィット
  5. 継続的な改善を伴う継続性
(※戦略と業務効率性は異なります)


1. 独自の価値提案

価値提案 (value proposition) は、どのような顧客のどのようなニーズに応えるかという問いに答えるものです。FoundX 全体としての価値提案は「起業家の社会的資本構築を通して、事業と起業家の成長を支援する」というものです。

FoundX では起業の初期段階の方々に向けた複数のプログラムを提供しています。Founders Program, Pre-Founders Program, Fellows Program という異なるフェーズの起業家を支援するように設計されています。また支援者向けの Supporters Program も用意しています。
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全てのプログラムに共通する特徴
  • 私たちが起業家や起業家候補の皆さんに提供するものは、主に社会関係資本です。起業家に FoundX の起業家コミュニティに入っていただくことで、起業家同士、起業家と支援者、起業家と起業志望者の関係性を作る支援を行います。そのための一つの方法として、個室を無償で提供し、他のチームが傍にいる環境を作っています。
  • 私たちは多くを "through community" "through association" という手法で成し遂げようとします。つまり、スタッフ自身が何かを行うのではなく、コミュニティを通してその成果を得ようとします。逆に言えば、コミュニティを積極的に活用することが FoundX の上手な使い方となります。
  • FoundX に属する起業家たちは、「それぞれの事業の成長」と「起業家としての成長」を目的とするアソシエーションの一員となっていただくことで、以下のようなメリットが得られると考えています。
    1. 事業進捗のための互恵ネットワーク
    2. お互いの成長と学習を促すピアラーニング
    3. 資金提供元 (投資家) へのアクセス
    4. 従業員採用候補へのアクセス
    5. 失敗したときのセーフティネット
FoundX のコンセプト 17.1 KB View full-size Download


全てのプログラムには独自の価値提案があります。インセプションデッキのテンプレートを参考に各プログラムの価値提案をまとめると、以下のようになります。

テンプレート
この製品は {{顧客の置かれた状況}} において {{顧客の課題}} という課題を持っている {{ターゲットユーザー}} 向けの {{プロダクトの種類}}です。これには {{独自の価値提案}} があります。{{代表的な既存の競合}} とは違い {{圧倒的な優位性}} が備わっています。

プログラム
  • Founders Program - このプログラムは起業前後でフォーカスが乱れがちな状況において、「モメンタムを維持して事業の成長を成し遂げたい」という課題を持っている起業前後のチーム向けのプログラムです。これには他の起業家チームとリズムを同期しながら刺激を受けられるという価値があります。他のアクセラレーターとは違い、他の起業家のすぐそばにいられる個室が備わっています。
  • Pre-Founders Program - このプログラムは起業のアイデアにフルコミットをする前において、次のマイルストーン(資金の目途、アイデア磨き、チーム組成など)をクリアしてフルコミットに辿り着きたいという課題を持っている起業前のチーム向けのプログラムです。これには少し先を行く先輩チーム (Founders Program 参加チーム) から学べるという特徴があります。他のアクセラレーターとは違い、。
  • Fellows Program - このプログラムは、アイデアが固まっておらず探索をしている状況において、起業について多く学ばなければならないという課題を持っている起業前後のチーム向けのプログラムです。これには起業家同士から学べるという価値があります。飛躍(講演主体)とは違い、構造化されたアクティブラーニング型が備わっています。
  • Supporters Program - 
  • 情報提供 (Review, Resource, School) - 


🦶 2. 特徴的な活動

すべての活動は FoundX の方針や価値提案に貢献しなければなりません。
独自の価値提案を実現するためには特徴的な活動が必要です。活動がうまく連鎖していれば、良いバリューチェーンを作ることができます。

本項では活動を分類しています。
  1. アソシエーション
  2. プログラム
  3. エンジニアリング
  4. 科学
  5. 制度

1. アソシエーション
アソシエーションをうまく作ることが私たちの壕 (moat) となります。そのための活動として以下のようなことをします。
  • バッチ制(コホート制)を採用する - バッチ制にすることで仲間意識を高めることができるだけではなく、様々な教育効果が高まると考えています。
  • バッチの回数を増やす - より多くの人達を採択することができます。また頻度の高い改善を行えます。
  • 個室を提供する - 起業家にオフィスに滞在してもらい、他チームの起業家同士の絆を作ってもらいます。また個室の中では各チームの文化を作ってもらえます。
  • コワーキングスペースを提供する - コワーキングスペースでの交流を促します
  • サブグループを頻繁に作る - 各コミュニティの中でサブグループを作ることで、大きなグループの中でも親密度を高めることができます。
  • トランザクティブメモリを作る - お互いが何を知っているのか知っている状態を作ります。Directory や自己紹介などがそれにあたります。
  • オンラインコミュニティの仕組みを作る - オンラインはオフラインとは違い、スケールすることが可能になります
  • FoundX 卒業生コミュニティを作る - これはまだできていませんが、今後行いたいと考えています。
  • 東京大学卒業生コミュニティを作る - Supporters Program を通して、スタートアップを中心にした東京大学の卒業生コミュニティを作ります。
  • ちょっとした情報交換の機会を作る - Tea Time などで気軽な情報交換ができる機会を作ります。
  • 帯域幅の広い強い絆を作る - 会社を経営する上では、複雑な情報が重要です。複雑な情報の流れを作るためには、創業者同士の強いつながりが必要です。
  • 穏やかなコミュニティ - 刺激的で楽しいコミュニティは楽しくはありますが、起業家の集中力を散漫にしてしまいます。アーリーステージのファウンダーにとっては、たとえ新しいアイデアを探していても集中力が非常に重要なので、落ち着いたコミュニティを作ろうとしています。

2. プログラム関係
事業の進捗を支援し、社会関係資本を作るために、FoundX はプログラムを用意します。
  • ビジネスリズムを作る - 起業家にとってのビジネスのリズムを作ることで、進捗を支援します
  • フォーカスを手伝う - ゴール設定や進捗の可視化などを支援することで、起業家チームのフォーカスを支援します。
  • 可能な限りシンプルに - プログラム参加者への分かりやすさのために、プログラムは可能な限りシンプルにします。
  • 顧客探しを手伝う - Supporters Program などによって顧客探しを手伝います。
  • 起業家同士のつながりを作る - プログラムの中で起業家同士のつながりを作るための活動を行います。
  • 内省と概念化を手伝う - 内省と画院ケンカの機会を頻繁に提供することで、経験学習のサイクルを回しやすくする
  • インパクトを語る機会を増やす - 起業家が大きなインパクトを描けるように、自分たちのインパクトを語る機会を提供します。
  • リードタイムの短縮を行う - 起業家がどんな問題を抱えていても、アソシエーションを通じて24時間以内に解決できる環境を作りたいと考えています。
  • オンライン学習リソースを作る - FoundX Review, Resource, School などを提供し、いつでも学べる環境を作ります。
  • バックオフィスサービスを提供する - 起業家に集中してもらうため、いくつかの作業を FoundX 側で引き取ります。

3. エンジニアリング
私たちは、ソフトウェアアクセラレータとして定義されています。スケーラビリティはエンジニアリング、特にコンピュータエンジニアリングに大きく依存しています。ソフトウェアエンジニアリングは私たちのOPSを加速させます。DevOpsとxOpsが鍵を握っています。
  • 自動化をする - 固まったプロセスは自動化します。ドキュメントなど。
  • エンジニアリングフレンドリーなプログラムにする - IT を前提にしたプログラムを作り上げます。
  • オンラインを活用する - 各種活動をオンラインに最適なものにすることで、規模の拡大を用意にしたいと思っています。

4. 科学
私たちのバリューに Experiment with Evidence という言葉があるように、エビデンスとともに物事を考えていきます。
  • エビデンス中心の文化を作る - 教育分野、経営学、ヘルスケア(行動変容)、心理学などの知識を活用します。たとえば定期的に学術文献を読んでいる人事担当者は1%にも満たないそうです。つまり、科学的な知見が正しく、それを有効に活用できれば、他の組織を凌駕することができるということです。さらにエビデンスに基づいたプログラムは、私たちのプログラムを再現性と拡張性のあるものにします。エビデンスに基づくことには大きな制約ちおもなりますが、成功すれば、すべての創業者が私たちから学ぶことができます。
  • 内省と概念化を重視する - 経験学習においては、内省と概念化が非常に重要だと言われています。起業家は常に現場で経験をしていますが、FoundX では各プログラムで起業家の皆さんに何度も内省と概念化を促すプログラム設計を行うことで、起業家としての経験学習を促進する環境を作ります。
  • 調査を行う - スタッフはエビデンスを集めるための調査活動を随時行います。
  • 研究を行う - スタッフは必要に応じて研究者とのネットワークを広げ、最新の研究成果を得られるように努力します。

4. 制度
制度は人間が作り出した、思考を支えるための道具です。私たちは良い制度を作りだすことで、より良く考え、より良く行動することができます。そして常に制度自体を改善していくことで、私たちの moat となってくれます。制度は目に見えませんが、あらゆる組織のコアとなるため、FoundX でも制度を重視します。
  • 4時間ポリシーを設ける - 制約を設けることによって、より効率的なプログラム運営をしながら、起業家の時間を守ります。
  • 四半期ごとのバージョンアップ - FoundX ではバージョンという考え方を導入し、四半期ごとにアップデートをまとめるようにしています。ただし細かな改善は期中にも実施します。
  • プロセス改善をする実験の仕組みを作る - 私たちはプロセスを開発し、育成します。各種改善は実験という形でドキュメント化し、何を目的として、どのような成果を期待するかを実施の前にまとめます。
  • 意思決定プロセスを構造化する - 意思決定のプロセスを適切に制度化することで、意思決定のスピードを保ちつつ、組織として優れた意思決定を行うことができます。たとえば Cas Sunstein が言及したように、意思決定のためのプロセスを持つことで、私たちのバイアスを排除することに役立ちます。
  • コミュニケーションを構造化する - 効果的にコミュニケーションをとるために、構造化されたコミュニケーションを推奨しています。これはOKRやPeer Triadなどでも同様です。こうした構造化は可能な限りエビデンスに基づく必要があります。
  • ドキュメント中心の文化にする - 会話は消えますが、書類は残ります。ドキュメントは過去に起こったことや過去の私たちの判断を教えてくれます。またドキュメントは、なぜ失敗したのかを教えてくれます。ドキュメントは、私たちの再現性や透明性を支えてくれる重要な蓄積となってくれます。ドキュメントは、将来の参加者や将来のスタッフにも役立つため、未来をステークホルダーの一部とする有効な手段です。
  • 透明性を維持する - Default to Transparency の精神で、センシティブな内容でない限り、人の目に見える場所に情報を共有します。そしてドキュメント化します。すべての会話は、外から見られたときにも問題がないように書くようにしてください。
  • 自己啓発と探究のための 15% ルールを設ける - スタッフは 15% を自己啓発と探究の時間に使って良いとしています。そうすることで、より広く探索ができ、キャリア開発の支援にもつながると考えています。
  • アライアンス型採用を行う - 私たちは雇用関係をアライアンスと考えています。1年間の雇用を約束しますが、1年後の保証はしません。1年の期間中に新たなやりたいことを見つけて、次のチャレンジをするようにしてください。

3. トレードオフ

戦略とは、やらないことを決めることです。やらないことを決めることで、核となる活動に集中的に取り組めるようになります。以下では私たちの「やらないこと」「避けるべきこと」をまとめています。
  • 🚫 投資は行いません - 東京大学では既にいくつかの VC ファンドを持っています。FoundX として、投資を行うことはありません。
  • 🚫 ピッチイベント&デモデーを行いません - FoundX では Demo Day を実施しません。Demo Day は時間や労力がかかる割に、得られるものは「やった感」のみになることが多いです。またほかの組織が Demo Day を行っているため、そちらに参加すれば良いという面もあります。私たちは Demo Day を行うリソースを別のところに使いたいと思っています。その代わり投資家チェックを設け、その際に VC には個別に紹介したいと思います。
  • 🚫 オフラインでのイベントは極力行いません - FoundX はオンラインコミュニティに力を入れています。オフラインイベントはなるべく避けてください。オフラインのイベントやセミナーは、ファウンダーや私たちにとって拡張性がなく、時間がかかります。多くのイベントは、準備、集客、実行、レビューに私たちの時間がかかります。イベントは深夜や週末に私たちの個人的な時間を奪います。若いスタッフにはいいのですが、スケーリングのためには持続性がありません。なので、セミナー開催を検討している方は、まずは別の方法を検討してみてください。例えば、他のVCやアクセラレーターが主催しているイベントをおすすめします。今、日本ではたくさんのイベントが開催されています。
  • 🚫 レクリエーションは行いません - 楽しい活動は FoundX 主催では行いません。Westによる『チームワークの心理学』によれば、レクリエーションはチームワークには貢献しないそうです。しかし、参加者同士が自主的にキャンプやゲームをすることはできます。
  • 🚫 メンタリングプログラムは行いません - アクセラレータープログラムにはメンターの写真が良く掲載されますが、ほとんどのメンターは名前だけを貸してプログラムにはほとんど参加しないことがアクセラレータのレポートなどで指摘されています。そうした背景からか、メンタリングプログラムは研究によると効果的ではないとされています。実際に必要なのは具体的な支援(サポート)です。私たちは Supporters Program を通して、より具体的な支援を提供できるようにしています。
  • ⏸ 外部機関とのパートナーシップは現在行っていません - 民間企業とのパートナーシップは行っていません(既存のパートナーを除く)。公立大学として、どのような主体とも独占的に提携することは困難だからです。またパートナーシップの構築や契約自体に時間がかかり、それが効果を生み出すのにはさらに時間が借ります。組織の初期段階ではパートナーシップは一般的に効果的ではない傾向もあります(ポール・グラハムのエッセイ「Do Things That Don't Scale」参照)。
  • ⏸ グローバルへの拡大は現在行っていません - 将来的にはこれを計画していますが、その前にまず日本で素晴らしい成果を上げていく必要があります。
  • ⏸ 参加者向けセミナーや講演会は現在行っていません - 資金調達の知識の伝授などはほとんど行っていません。そうした知識は Web で手に入るほか、FoundX Online Startup School 等のご活用をお願いしています。また共用の書籍を用意していますし、要望に応じて適宜必要な情報は提供します。
  • ⏸ 技術的なアドバイスは現在行っていません - これはスタッフではなく、コミュニティを通して行われるようにしています。ただし FoundX は起業家コミュニティなので、もし技術的なアドバイスが欲しい場合は、別の技術者コミュニティに入っていただく方が効果的かもしれません。
  • ⏸ 広告マーケティングは現在行っていません - FoundX は広告には一切お金を払わないようにします。その代わりに、口コミに焦点を当てています。口コミがまだ起きていない場合は、まず製品の改善に焦点を当てる必要があります。

4. フィット

活動の関係性を Activity Map としてまとめています。最新のマップは Miro から参照可能です。これはスタッフのみアクセス可能です。

5. 継続性

競争優位性を得るためには、このような活動を継続していく必要があります。また継続的に寄付をいただくための活動も行います。
  • 情報を共有する - 私たちの戦略と使命を伝える。私たちの知識や見識を可能な限り共有する。他の競合他社に負けても、私たちは何も失うことはありません。
  • 啓蒙活動を行う - バリューである Pay it forward の精神を体現します。エコシステムに貢献できる啓蒙活動を積極的に行います。
  • 広い範囲の教育活動を行う - FoundX 内での教育活動ではなく、より多くのスタートアップを生むための教育活動も一部行います。
  • 企業や官公庁向けの社会的貢献を行う - 継続的に寄付をいただいたり、予算の工面をしていただくためにも、大企業や官公庁に対する貢献活動を一部行います。ただし本業であるスタートアップ支援活動をおろそかにしない程度とします。




🔺 注意 (1) すべてのスタートアップを支援するわけではありません

「より多くのスタートアップを支援する」からといって、すべてのスタートアップを支援するわけではありません。方針の異なるスタートアップや、プログラムに対するモチベーションの低いチームなどを受け入れた場合、チーム間の相互作用による学習効果が下がります。そのため FoundX はすべてのチームを受け入れるわけではなく、以下のような基準を持って受け入れます。
  • 良いインパクトがあるか - 社会に対して良いインパクトを提供するアイデアでなければ、支援する意味はありません。そこで私たちの方針と異なるアイデアは受け入れません。
  • アイデアは十分な練度か -  アイデアが十分ではないときに採択してしまうと、それは「そのアイデアで良い」という誤ったシグナルとなる可能性があります。教育であればそうしたアイデアも受け入れて経験を促すべきですが、本番のプログラムであればそうではないと考えています。特にこれまでの経験上、一度採択したスタートアップは、そのアイデアを中々変えない傾向にあります。そこで私たちは、十分な練度を持ったアイデアだけを採択するべきだと考えています。
  • Culture Fit しているか - FoundX とカルチャーが合わないと、お互いの「当然」や方法が異なるため、コミュニケーションコストがかかり、互いにとってデメリットがあります。コミュニケーションコストが大きいと、FoundX もスケーラブルなプログラムとはなりえません。FoundX のカルチャーと合わなくても優れたスタートアップは多数います。カルチャーにこだわりすぎて多くのスタートアップを逃すのであればスケーラブルになりません。ただ傾向として、カルチャーに合わずに断って後悔したことはありませんが、カルチャーに目を瞑って採択した結果後悔したことは何度もあります。断ることには勇気が必要ですが、その後の苦労を考えた場合、断っておいた方が良い場合のほうが多いように思います。
入口を狭くするか、出口を狭くするか
一般的にプログラムの設計は、
  • 入り口を厳しくして狭くするか
  • 出口を厳しくして途中で振り落とすか
の二つの両極を軸に、適切なバランスを見つけて採択基準を設定します。入り口を厳しくする場合、多くのチームを採択できずコミュニティを形成できません。一方、出口を厳しくする場合、ステージごとの基準を設定する必要があるのと、採択後にも採択者との軋轢が生まれることになります。
私たちは現在、50% 程度の中退率(プログラム中の失敗、解散など)を想定してプログラムを設計しています。これは内部のリソースなどを鑑みてのことです。しかし学びを得るたびに、この判断は変化する可能性があります。

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