ポリシー違反時とその対応について

Takaaki Umada
Takaaki Umada
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#policy #rule #alert

FoundXのルールやポリシーに違反した場合(偶然か故意かに関わらず)、違反内容を調査したいと思います。本ドキュメントはその際のガイドを示すものであり、事前に利用者の皆さんにしっておいていただきたい内容についてまとめています。

📒 関連記事としてコミットメントポリシーがあります。


🎯 ポリシーの目的

  • FoundXの持続性 - FoundX で何らかのトラブルが発生したり、FoundX が東京大学のルールに従えなかったりすると、FoundXの施設やプログラムを継続することができません。また、FoundXスタッフの負担が大きければ、優秀な人材を採用できず、FoundXを維持することができません。こうした観点から、ポリシーを定めています。
  • FoundXの戦略 - 戦略の実行のために、いくつかのポリシーを作っています。たとえば部屋の利用の40%ポリシーは、コミュニケーションを生むための最低限の在室時間と考えています。
  • FoundXの文化 - 戦略に沿った文化を維持するためにポリシーを定めています。もしあなたがFoundXの文化に合わない場合は、FoundXから離れることが、あなたとFoundXの両方にとって良いことではないかと思います。
  • 他のファウンダーへの公平性 - ファウンダーのほぼ全員がルールを守っていても、一部のファウンダーがルールを守らない場合、ルールを守っているファウンダーにとっては不公平となってしまいます。ですので、ポリシーの順守を全員にお願いしたいと思っています。

📜 ルールとポリシーの一覧

こちらでルールとポリシーの一覧を掲載しています。


調査プロセス

  1. 小さなルール違反を発見した場合は、アラートを送信します。
    1. 例:部屋の利用頻度が不足している場合。
    2. 例:スタッフからの連絡に反応がない場合。
  2. 同種の注意喚起を2回送った場合、もしくは重大なポリシー違反(飲酒、嫌がらせ、違反など)が一度でも発覚した場合、ルール違反の調査を開始します。
  3. 調査の結果、ルール違反がしたことが確定した場合、かつ何度もルールやポリシーに違反した場合は、通知なくプログラムへの参加権を終了させる場合があります。

📞 ファウンダーへの注意喚起

コミュニティへの参加を含め、故意にFoundXのルールやポリシーに従わない行動パターンが見られた場合、FoundX はまず参加者とそのチームに問題を警告します。こうした警告は相互理解を明確にするための方法としても機能すると思っています。

警告を受けた参加者がポリシーを遵守することを望まない場合、FoundX はプログラムへの参加意思がないものと判断します。警告を受けたファウンダーは、部屋の使用を取り消されたり、場合によってはプログラムからの退出やプログラムの変更を求められたりすることがあります。

警告連絡のプロセス

  1. スタッフが問題を特定し、データと証拠を他のスタッフに提供して話し合います。
  2. 必要に応じて、スタッフが独自にデータや状況を調査します。
  3. 警告が必要であると FoundX スタッフが判断した場合、警告の準備を行います
    1. 警告内容について討議します
    2. 同時に、警告を無効にするために必要な条件についてもスタッフは話し合います。
  4. FoundX のディレクターはスタッフを代表して、プログラム参加者に警告を行うとともに、相互理解に達するための話し合いを行い、行動パターンを見直すために取るべき行動について合意します。
  5. 結果の振り返りを行います
    • 警告を無効にする条件が満たされた場合、警告は「無効」となり、ファウンダーはプログラムに参加する際の相互合意に基づいて継続することができるようになります。
    • 注意喚起を無効にする条件が満たされていない場合は、状況やファウンダーが今後の方針を遵守する意思をどれだけ示せたかを踏まえて、スタッフが対応します。その後、上記の制裁やプログラム退会を求める可能性があります。

四半期ごとのチェック

ルール違反は四半期ごとのチェックプロセスでカウントされます。

例外

  • ユーザーがハラスメント防止ポリシーに従わない場合、そのユーザーは一切の猶予なくプログラムから退出が求められます。 参照: アンチハラスメントポリシー